モチベーショナル・スピーカー。直訳すれば、動機づけ登壇者。
そう、日本には馴染みのない職業だが、アメリカの全米スピーカー協会(NSA)には承認を受けたモチベーショナル・スピーカーが742人が登録されている。さらに、当記事で紹介しているスピーカー達はNSAにもともと加盟していない者もいる。登録者以上の多くのスピーカーが活躍しているだろう。
彼ら、モチベーショナル・スピーカーの究極の目標は、聴衆の感情や精神的なレベルでネガティブマインドを大きく揺さぶり、人々が生活や自分自身の中で、ある種の職業的または個人的な変化を起こすのを助けることである。
私たちは毎日の生活の中で、何か言われたり、想定外のことが起きるとつい考えすぎてしまい、ネガティブマインドになり、やる気を失いがちだ。特に自己概念が低いと何事も自分のせいだと思い込みがちだろう。
アメリカはかつてベトナム、アフガニスタン、湾岸戦争から帰国した兵士が悲惨な体験がトラウマになり、社会問題を抱えていた。帰国後の彼らを日常生活になじませる為に、様々なワークショップが開発され、心の支えとなるモチベーショナル・スピーカーも多く誕生した。
スピーカー、5つのタイプ
では、モチベーショナル・スピーカーとはどんな職業なのだろうか。
20年間、モチベーショナル・スピーカーとして活躍し、育成してるシェップ・ハイケン氏は、人前で話すスピーカーには4つのタイプがあり、そのすべてを包括するスピーカーがモチベーショナルスピーカーだとは説明している。
- プロのスピーカー。お金をもらって聴衆の前で話をする人
- 業界スピーカー。同業者の聴衆の前で話すことで、お金をもらうこともあれば、もらわないこともある人
- 専門家。有償無償に関わらず、このタイプのスピーカーは情報を共有するために招かれる。貴重なリソースであり、その分野の専門家として認識されている
- インスピレーショナル・スピーカー。一般的に、感動的なトピックについて話す人。逆境を乗り越えた話や、感動的なエピソードなど、感動を呼ぶ話が多い
- モチベーショナルスピーカー上記すべてのスピーカー
どんな話をしても、聴衆がやる気、行動を起こさなければ意味がいない。そういう意味ではすべてのスピーカーがモチベーショナル・スピーカーということになる。
Twitterを活用しているかの差はあるが、フォロワーが数万人から数百万人いるスピーカーを紹介するので参考にしてほしい。4CEOでは、今後、それぞれ紹介していきたい。
人気のモチベーショナル・スピーカーをご紹介
今、アメリカで人気のモチベーショナル・スピーカーを一部ではあるが、ご紹介したい。一応、Twitterのフォロワー順ではあるが、Google Trends で調べるとトニー・ロビンスよりもデービット・ラムゼイのほうが人気なので彼を1番上にした。ぜひ、あなたにピッタリ合う人を見つけてほしい。
画像は、トニー・ロビンス(青)、デービット・ラムゼイ(赤)、ロバート・キヨサキ(黃)、ベア・グリル(緑)をGoogle Trendsで過去5年の人気をしらべたもの。ラムゼイがダントツに人気だ。
Dave Ramsey
デービッド・ラムゼイは、アメリカの金融作家、ラジオ司会者、テレビパーソナリティ、モチベーショナル・スピーカーである。彼の番組や著作は、人々が借金から抜け出すことを奨励することに強く焦点を当てている。
https://www.ramseysolutions.com/
https://twitter.com/DaveRamsey
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MANABU SATO
世界6カ国での数々の新規事業、新サービスの立ち上げ経験をもとに新規事業やマーケティングのアドバイザリーサービスを行ってます。アクセラス株式会社代表。経営者限定のラウンジ神宮前倶楽部にて経営者コミュニティを開催しています。アドバイザリーサービスのお問い合わせはwebサイト、SNSのメッセージからお願いします。
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